近年、インデックス運用の人気が高まる中、「アクティブ運用はインデックスに勝てない」という見方が広く浸透しています。確かに、平均的なアクティブファンドの多くは、手数料や運用コストの高さからインデックスに劣後するケースが目立ちます。しかし、すべてのアクティブ運用がインデックスに負けているわけではありません。実際、長期的にインデックスを上回る成果をあげているアクティブファンドも多く存在します。
では、どのようなアクティブファンドを選べば、インデックスを超えるリターンが獲得できるのでしょうか。当社で様々な指標を検証した結果、次の3つの基準が良いアクティブファンドを選定する有効な基準となり得ることが分かりました。
1)強いダウンサイドキャプチャ(下落局面での守りの強さ)
市場が下落した際に損失を抑える力があるファンドは、長期的な資産形成において非常に重要です。インデックス運用は市場全体に連動するため、下落時のダメージもそのまま受けます。一方、優れたアクティブファンドはリスク管理や銘柄選定によって損失を抑え、結果的に長期リターンを高めることができます。
2)低い手数料
アクティブ運用は一般的にコストが高いと言われますが、手数料が抑えられているファンドは、コスト面でもインデックスに対抗しやすくなります。手数料の低いアクティブファンドは一貫して高い成果を出している傾向が見られます。
3)運用会社・運用者の高い自己投資(ファンドへの自己資金投下)
運用者自身がファンドに資金を投じている場合、運用成績へのコミットメントが高く、投資家と利害が一致しやすい傾向があります。こうしたファンドは、運用者が自らの資産を守る意識が強く、結果的に安定した運用成果につながることが多いです。