株式 世代を超えた構造的変化を捉える

キーポイント

  • グローバル経済では、複数の大きな変革と、世代を超えた変化が同時進行している
  • こうした変化を受けて、今後10年ではさまざまな投資機会が生まれる可能性がある
  • 運用目標と哲学を守りながらも、構造的変化に柔軟に対応できる運用戦略が重要

歴史的に見ると、株式市場は「メガトレンド」に従って動いていることがわかります。メガトレンドは10~15年程度続く大きな流れのことで、その時代ごとに市場の中心となる「テーマ」が存在してきました。

 

キャピタル・グループがグローバル株式運用を開始した1953年以降を見ても、その傾向が明確に表れています。1970年代はエネルギーと資源、1980~1990年代はコンピューターとモバイル技術、2000年代はグローバル貿易と中国の台頭、2010年代以降はデジタルイノベーションが市場をけん引してきました。

 

こうしたメガトレンドを捉えることは、長期的な運用成果を左右します。過去10年間では、一握りの米国巨大テクノロジー企業が市場全体を大きく押し上げました。低金利という追い風もあり、これらの企業の株価上昇が、株式市場のリターンに大きな影響を与える傾向が見られました。

 

ただし、最近になって、10年か15年に一度しかないような大きな変化が見え始めています。高インフレや高金利、地政学的緊張の高まりなど、これまでとは異なる、新たな時代の到来と言えるかもしれません。

How to thrive amid a confluence of generational shifts (世代を超えた構造的変化を捉える)

天池 勇太 キャピタル・インターナショナル株式会社のインベストメント・ディレクター。キャピタル・グループ入社以前は、野村アセットマネジメントでポートフォリオ・マネジャーを務めた。CFA協会認定証券アナリスト。東京オフィス在籍。

雨宮 弘明 キャピタル・インターナショナル株式会社の取締役であり、インベストメント・ディレクターを務める。キャピタル・グループ入社以前は、ウエリントン・マネージメントでインベストメント・ディレクターを務めた。それ以前は、第一生命保険株式会社で外国株式部のマネジャー、国内株式部のポートフォリオ・マネジャーに従事。日本証券アナリスト協会検定会員。東京オフィス在籍。

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