歴史的に見ると、株式市場は「メガトレンド」に従って動いていることがわかります。メガトレンドは10~15年程度続く大きな流れのことで、その時代ごとに市場の中心となる「テーマ」が存在してきました。
キャピタル・グループがグローバル株式運用を開始した1953年以降を見ても、その傾向が明確に表れています。1970年代はエネルギーと資源、1980~1990年代はコンピューターとモバイル技術、2000年代はグローバル貿易と中国の台頭、2010年代以降はデジタルイノベーションが市場をけん引してきました。
こうしたメガトレンドを捉えることは、長期的な運用成果を左右します。過去10年間では、一握りの米国巨大テクノロジー企業が市場全体を大きく押し上げました。低金利という追い風もあり、これらの企業の株価上昇が、株式市場のリターンに大きな影響を与える傾向が見られました。
ただし、最近になって、10年か15年に一度しかないような大きな変化が見え始めています。高インフレや高金利、地政学的緊張の高まりなど、これまでとは異なる、新たな時代の到来と言えるかもしれません。