株式 欧州株式の魅力:過小評価された投資機会と成長余地

キーポイント

  • 欧州株式は、ユーロ圏の景気だけに左右される市場ではなく、世界で競争力を持つ企業に幅広く投資できる市場
  • 分散された株式市場構造、割安な株価水準、中長期の成長テーマが魅力
  • ヘルスケア、製造業、防衛、金融など、多様な分野で投資機会が広がっている

欧州株式は、ユーロ圏の景気動向に左右される投資対象として見られがちです。しかし、それだけでは、現在の欧州市場の投資機会を十分に捉えきれません。実際には、欧州には高い競争力を持つ革新的な企業が数多く存在し、産業構成も非常に幅広くなっています。さらに、こうした企業の多くが、世界の同業他社と比べて相対的に割安な株価水準で評価されています。

 

足元の欧州株式を取り巻く環境は、長期的な成長性に加え、政策面からの後押しや割安感のある株価水準が揃っており、魅力的と言えます。欧州企業の収益源はグローバルに分散しており、特定国の景気だけに左右されにくい点も特徴です。そのため、欧州株式を一括りに捉えるのではなく、企業ごとの見極めが重要な局面となっています。本稿では、なぜこのように考えられるのか、その理由を説明します。

クリストフ・ブラウン キャピタル・グループの株式担当インベストメント・ディレクター。キャピタ ル・グループ入社以前は、TD ダイレクト・インベスティング・インターナショナ ルにおいてインベストメント・レプレゼンタティブを務めた後、CBP キルベスト S.A においてポートフォリオ・マネジャーならびにインベストメント・アドバイザ ーとして勤務。ルクセンブルク・オフィス在籍。

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