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社債投資をグローバルで行う理由
ピーター・ ベッカー
インベストメント・ディレクター

リスクとリターンの分散


資産配分を決める際に投資家が陥りやすい投資行動のひとつとして、国内市場に過度に集中するホーム・バイアスが挙げられます。こうした地域特化型アプロー チをとるのではなく、投資対象をグローバルに広げる場合には、特にリスクとリターンの分散などの点でポートフォリオの改善につながります。本稿では、グローバル社債投資のさまざまな利点を検証します。


投資機会の拡大


グローバル社債の投資ユニバースは、現在 10 兆米ドル近い規模があります(2019 年末現在) 。次ページのグラフに示されるように、米ドル、ユーロ、英ポンドの社債市場は全体と比べるとはるかに小規模です。さらに、グローバルの社債市場は 2,564 の発行体による12,752 銘柄*1で構成されており、特定 地域限定の戦略と比較して、より多く の銘柄群から投資先を選ぶことができます。このような投資先の分散は、銘柄選択と業種選択の観点だけでなく地理的観点からも利点をもたらします。投資可能なユニバースが世界中の企業に広がるためです。


大規模かつ成長を続けるグローバル市場*

 

投資適格社債:社債の発行残高 (10 億米ドル)  

2019 年は 11 月末まで。出所:Barclays Live、キャピタル・グループ 

*1. データは 2019 年 11 月末現在の Bloomberg Barclays Global Aggregate Corporate Index に基づく。出所: Bloomberg、キャピタル・グループ

*2. Bloomberg Barclays Global Aggregate Corporate Index、Bloomberg Barclays US Corporate Index、Bloomberg Barclays Euro Aggregate Corporate Index、Bloomberg Barclays Sterling Aggregate Corporate Index に含まれる市場


ピーター・ベッカー インベストメント・ディレクター。経験年数24年。入社以前は、アバディーン・アセット・マネジメントにおいてポートフォリオ・マネジャー、ウエリントン・マネージメントの債券プロダクト・マネジメント・チームにおいてマネジング・ディレクターとして勤務。インゴルシュタット・スクール・オブ・マネジメントで修士号を取得。CFA協会認定証券アナリスト。