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クラウドを活用した世界への投資

クラウドは第4次産業革命の原動力


産業革命では、きっかけとなる発明があり、続いて変革が起こります。第1次産業革命では蒸気による機械化、第2次産業革命では電力による大量生産、そして第3次産業革命ではテクノロジーによる自動化が進みました。


クラウドは、今後世界経済を再編し、第4次産業革命のカタリストとなる可能性を秘めています。


データの未来


世界では日々3,000億通を超える電子メールの送受信が行われています*1 。また、自動運転車1台が生み出すデータ量は毎時約5テラバイトに上ります*2


デジタルデータが急速に生み出される中、ストレージ管理の重要性はますます高まっています。クラウドはデータを保管する優れたツールではありますが、クラウドの真の価値は、膨大な量のデータを分析し、他のユーザーと共同して活用することで、新たな発見やイノベーションの促進につながることにあると考えています。


Googleマップなどのアプリでは、既にデータを集約する技術が採用されていて、地図の座標、衛星画像、写真などのデータはすべてクラウドに保存されています。しかし、AIが何層にも及ぶデータや画像を統合、分析、結合し有益なアウトプットをもたらしてこそ、真の能力が発揮されると言えます。


株式アナリストのジュリアン・ガートナーは、「大容量のデータセットと高い処理能力を備えた機械は、アルゴリズムをあらかじめ定義する能力が人間より長けているため、クラウドの活躍が期待されています」と述べています。


クラウドへの投資方法


クラウド技術により誰もがデータを活用できるようになったことで、非常に大きな変化が訪れています。では、クラウド関連分野への投資の観点からは、どのような方法が考えられるでしょうか。


弊社グループでは、クラウド・バリューチェーンの枠組みに沿って、投資機会を3階層に分類しました。


 


*1. 出所:Statista (2021年2月現在)


*2. 出所:Dell Technologies (2020年1月現在)