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機関投資家の皆様へ
5G:空騒ぎか本物か
アンディ・ バデン
インベストメント・ディレクター
キーポイント
  • 5G は世界に重要な変化をもたらす。普及すれば、幅広い産業で応用が進む可能性
  • 影響が顕在化するには時間がかかる。インフラの整備や、使用可能エリアの拡充と普及の時間差を考えると、展開は長期にわたる
  • 投資機会はすでに存在するが、5G のモメンタムを捉えるため、柔軟性、分散、投資時期の厳選が求められる

5G は世界を変える


5G は過去の世代の通信規格とは比べものにならないほどの大きな影響を、様々な産業に与える可能性があります。


これまでも、通信規格の世代が変わるたびに通信速度は大きく向上してきました。


5G でも通信は高速化し、その速度は 4G の 10~100 倍に達すると推定されます*1


5G は、単にダウンロードの高速化にとどまりません。5G によって低遅延、ネットワークの大容量化、省エネがもたらされます。したがって、大量の通信端末による相互通信を、これまでの 10~100 倍の速さで可能とするネットワークが登場します。これによって 5G の真価が発揮される、機器同士をつなぐ「M2M(machine-to-machine) 」の実現への道が開けます。


 


1. 2019 年 7 月現在。出所:GSM アソシエーション、EY、China Briefing



アンディ・バデン インベストメント・ディレクター。経験年数28年。入社以前は、ワトソン・ワイアット・インベストメント・コンサルティングに勤務。ケンブリッジ大学において工学の修士号と学士号を取得。アクチュアリー協会認定会員。